スナゴケ(苔)で緑化すると地球温暖化に役立つ理由

スナゴケで建物の屋上や屋根などを緑化すると地球温暖化防止に寄与します。その理由として、よく言われることは建物の断熱性を高めるため、空調の運転を抑制することができ、結果CO2の排出を抑えるというものです。スナゴケ(苔)の場合は、もうひとつ理由があります。それは、スナゴケ(苔)は植物です。植物はCO2を吸収し酸素を放出するメカニズムを有します。ということで、スナゴケ(苔)で建物を緑化すると二重の効果を期待できるのです。それでは、何も苔を用いず、芝などの植物でもよいのではと考えられますが、芝などの一般植物は年間を通してみると吸収したCO2を吸収量とほぼ同じ量を放出します。これは一般植物が枯れたりすることで、植物遺体が分解される際にCO2を放出します。苔の場合は成長が緩やかなため、CO2を体内に貯めこんでくれます。と言うことは、建物の緑化以外に様々な場所をスナゴケや他の苔を広げていくことはCO2の吸収量を増やすことになるのです。

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